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川島幸雄の生き生き60代

60代の方々に少しでも潤いを提供したいと思います。私の趣味のウォーキング、小旅行、音楽、映画、読書を通して。

幸福は汚い服を身にまとって現れる

仏教にこんな話があるそうです。

ある金持ちの商人がいました。その商人は、「私はたくさんのお金を得て、贅沢な暮しを手にすることができた。しかしまだ私は物足りない。もっと幸せになりたい。」と思っていました。

この商人は、ある日、文殊菩薩が、人に大きな福を与えてくれるという話を聞きました。

商人は、「ぜひ自分も文殊菩薩に会って、多くの福をもらいたい。」と思って、ある寺に文殊菩薩を招くための、豪華な部屋を寄進しました。

商人は、その豪華な部屋に文殊菩薩がいつ来てくれるかと待ち望んでいました。

ある日、部屋に汚らしい姿をした老人が座っているのを見つけました。商人は怒って、「ここは、お前がくるところではない」と、老人を追い出してしまいました。しかし、じつはその老人こそが文殊菩薩だったのです。

商人は、その後二度と文殊菩薩にめぐり会うことはできませんでした。

相手を身なりや格好で外見的に判断すると、せっかくのチャンスを逃す結果になりやすいことの例ですね。

(植西 聡著「今の幸せに満足できるたった一つの法則」より)