川島幸雄の生き生き60代

60代の方々に少しでも潤いを提供したいと思います。私の趣味のウォーキング、小旅行、音楽、映画、読書を通して。

生涯添い遂げる夫婦論1

私は行政書士という士業ですが、その中で離婚協議書作成という業務があります。

そしてこの協議書を作成するためには、当然離婚する夫婦の話がまとまっていなければなりません。

でもこの話がなかなかまとまらない。離婚する夫婦ですから、もう感情的になっていてお互い顔もみたくない状態になっていますからね。

そこで私が夫婦の間に立って、双方の話を聴きながら円満な離婚に向けて話を進めていくこともあります。

ところがこの進行段階で、離婚離婚と言っていた夫婦間が改善されるケースもあるのですね。

なぜかというと、協議書の項目を詰めていくために、依頼者がどちらであれ、私は夫側、妻側それぞれの立場で、真剣に双方の言い分を聴いていき、相手にそれを伝えます。

そうしているうちに、中にはお互いに相手のことを誤解していたり、自分を反省したりというケースも出てきます。

そうすると、もう少し一緒にいてみようか、とか、やり直そうか、という夫婦も出てきます。

もちろん全く逆のケースもあって、ますます夫婦間の溝が深まり、憎しみが増大するなんてこともあります。

これは夫婦、人間個々それぞれなので、一概には言えません。

ただ一つ言えるのは、相手のことをどれだけわかっているか、ということと、自分のわがまま、主張をどこまで通し、どこで折り合いをつけるか、ということの繰り返しが夫婦で一生を添い遂げられるかどうかという重要な視点かなという気がします。(続く)