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川島幸雄の生き生き60代

60代の方々に少しでも潤いを提供したいと思います。私の趣味のウォーキング、小旅行、音楽、映画、読書を通して。

53才の無謀な行政書士開業日記

私も月曜の朝の電車は本当に死にたくなるほどつらかった。

なんで自分はこんな思いをして会社に行かなくてはならないのだろうか。他にやれること、生きるすべはないのだろうか、と常に考えていた。

でもいまさら転職しても今の給与(報酬)を保証してくれる会社なんてあるわけがない。

このころ私は人材紹介業務にもタッチしており、30歳を過ぎるととたんに転職先が限られてくることがわかっていた。

これが40歳以上になるともうほとんど企業から相手にされない。

そしたら50歳以上なんて化石みたいなものだ。

しかし、そうわかっていてもつらいものはつらい。

どう考えを切り替えようとしても、自分を奮い立たせようとしてもつらいものはつらい。

自分の老後のため、妻のため、子供たちのため必死でがんばらなくては、皆が路頭に迷う。

でもつらいものはつらい。なぜか?

なにが一番つらいのか、考えてみた。

通勤時間なのか、人間関係なのか、仕事そのものなのか。

これは独立してわかったことだが、人間関係だ。

仕事がつらいのは、仕事そのものの良し悪しではない。

人間関係が良好なら、仕事も楽しい。仕事自体がきつくても楽しい。

しかし、人間関係が最悪だと仕事も最悪である。

これが企業社会で生きていくということだ。

おれは一人でも大丈夫だ。一匹狼で企業でも立派にやっていける。

他のだれにも負けない実力がある。という自信家もいるだろう。

しかし、そういう人間が何年会社でもつのだろうか。

私は人を蹴落とし、自分のことだけを最優先にいくら実績をあげたとしても長続きはしないし、むしろ後でしっぺ返しが必ず来ると思う。

企業はチームだ。チームワークがうまく機能するかどうかで大きく結果に影響すると思う。

その中でどう自分の能力を発揮していくか、発揮しきれるかだ。

当然上司にもよるだろう。同僚、仲間にもよるだろう。

でも会社である以上、組織は自分で選べない、左右できない。

結果与えられた人間関係の中でやっていくしかない。

これが会社という組織で生きていく宿命である。

この組織というやつがいやなら、つらくてやっていけないなら、そう独立するしかないのである。