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川島幸雄の生き生き60代

60代の方々に少しでも潤いを提供したいと思います。私の趣味のウォーキング、小旅行、音楽、映画、読書を通して。

53歳の行政書士独立日記

女性社員の問題はここで取り上げるのは避けるが、私は残念ながら女性社員をうまく管理するというか一緒にやっていくことができなかった。前職においてもある一人の女性社員から徹底的に阻害行為を受けたことがあった。なぜ私だけそうされたのか、原因は自分ではわからない。

ただこれらの女性社員に共通するのはとても気が強く、自分の仕事のやり方は絶対に変えない、というタイプだ。

しかもその女性社員がいなければ業務が回らないのだから、どうにもならない。

会社というものは、ある一人の社員がいなければ業務が回らない状態には絶対すべきでない。

でもオーナー社長に限らないが、会社は売上に直結しない部署や業務にはお金をかけない。

つまり人材もあまり配置しない。

営業や販売部隊に人件費を注ぐ。当たり前のことである。

しかし、私はもう疲れてしまった。

この四か月しか在籍しないこの会社にではない。

今までの23年間の会社生活にほとほと疲れてしまったのである。

世間一般を見れば53歳にもなったら、ほとんどの男性諸氏はこのまま会社にしがみつき、這うようにして出社し、金曜の夜が生きてて一番幸せな時、日曜の夜が一番最悪な時を過ごし続けていくのだと思う。

月曜の朝に自殺者が多いのが立証しているのではないだろうか。

私も月曜の朝の電車は本当に死にたくなるほどつらかった。

なんで自分はこんな思いをして会社に行かなくてはならないのだろうか。他にやれること、生きるすべはないのだろうか、と常に考えていた。

でもいまさら転職しても今の給与(報酬)を保証してくれる会社なんてあるわけがない。

このころ私は人材紹介業務にもタッチしており、30歳を過ぎるととたんに転職先が限られてくることも十分すぎるほどわかっていた。

これが40歳以上になるともうほとんど企業から相手にされない。

もう50歳以上なんて化石みたいなものだ。

しかし、そうわかっていてもつらいものはつらい。

どう考えを切り替えようとしても、自分を奮い立たせようとしてもつらいものはつらい。

自分の老後のため、妻のため、子供たちのため必死でがんばらなくては、皆が路頭に迷う。

でもつらいものはつらい。なぜか?

なにが一番つらいのか、考えてみた。

通勤時間なのか、人間関係なのか、仕事そのものなのか。

これは独立してわかったことだが、人間関係だ。

仕事がつらいのは、仕事そのものの良し悪しではない。

人間関係が良好なら、仕事も楽しい。仕事自体がきつくても楽しい。

しかし、人間関係が最悪だと仕事も最悪である。

でもこれが企業社会で生きていくということだ。

おれは一人でも大丈夫だ。一匹狼で企業の中でも立派にやっていける。

他のだれにも負けない実力がある。という自信家もいるだろう。

しかし、そういう人間が何年会社でもつのだろうか。

私は人を蹴落とし、自分のことだけを最優先にいくら実績をあげたとしても長続きはしないし、むしろ後でしっぺ返しが必ず来ると思う。

企業はチームだ。チームワークがうまく機能するかどうかで大きく結果に影響すると思う。

その中でどう自分の能力を発揮していくか、発揮しきれるかだ。

当然上司にもよるだろう。同僚、仲間にも左右されるだろう。

でも会社である以上、組織は自分で選べない。拒否もできない。

与えられた人間関係の中でやっていくしかない。

これが会社という組織で生きていく宿命である。

この組織というやつがいやなら、つらくてやっていけないなら、独立するしかないのである。